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ハーキュリーズ・リアルティは
決意を新たに精進します
2001年にハーキュリーズ・リアルティを設立して、昨年10月で満17年が経ちました。
企業生存率という言われ方がありますが、2011年版「中小企業白書」によれば企業の10年生存率は約70%、20年生存率は約50%だそうです。20年でおよそ半数の企業が淘汰されている現実を考えれば、本当にありがたいことだと思います。
この統計は1980年から2009年までに設立された企業を対象としていますが、まさに平成バブル絶頂期からのバブル崩壊、そして2008年リーマンショックに至るまでの激動期の厳しさが表れているようです。
弊社が産声をあげた2001年はバブル経済崩壊の戦後処理で世の中は不良債権だらけ。加えてITバブル崩壊の影響もあって、リストラだのデフレだのネガティブワードに満ち溢れていました。暗く閉塞感のある時代でした。
ところが黒船襲来よろしく日本にやってきたハゲタカファンド(失礼)の巨大な資本力と、40兆円を超える公的資金注入という日本人の自助努力のおかげで、なんとか不良債権処理を乗り越えることができました。
その頃は私も不良債権処理の現場に身を置き、まさに寝食を忘れて業務に向き合っていました。北海道から沖縄まで全国あらゆる種別の不動産の売却に携わることができ、現在のハーキュリーズ・リアルティの事業コンセプトの原型をつくることができました。多くの登場人物との連携や信頼、対立など、いま思い返せば本当に良い勉強をさせてもらったと感じています。
あと1ヶ月少々で19期目も始まろうとしています。いろいろなことがありましたが、これまで事業を継続してこられたことに感謝の念を抱かずにはいられません。
ここでもう一度初心に立ち返りたいと思います。弊社の存在意義は何なのか、これからどのようなかたちで社会に貢献ができるのか、正直に真剣に向き合ってみることにします。経営理念や行動指針についても、もう一度ブラッシュアップして社内に徹底したいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!